ホームページのURLを作成する場合、基本的には文字を全て英語にしておかなければなりません。その理由をご説明致します。
この記事は、動画バージョンでも解説しておりますので、動画で学習されたい方は以下のリンクより閲覧下さい。
ホームページのURL
ホームページのURLで、このようなものを見た事はないでしょうか?
https://designerbrg■■■■.com/%e3%81%82%e3%81%97%e3%81%9f/
なんとなく、そんなものなんだろう?と思っておられた方もおられると思いますが、コレには理由があります。そして、このURLが使われているのは、よくありません。
WordPressでのURL管理
WordPressでサイト作成している場合、パーマリンクの設定というものができます。
このパーマリンクが、そのページにダイレクトにアクセスできるようになるURLとなります。
WordPressで、タイトル文字をパーマリンクに自動で反映させる設定にした場合、例えば「あした」というタイトルで記事を作成すると、「https://designerbrg■■■■.com/%e3%81%82%e3%81%97%e3%81%9f/」(※■■■■はリンク防止の為、本来はありません)というURLができてしまいます。
なぜなら、URLを日本語で扱う事はできませんので、「あした」という日本語はエンコードされ、文字化けが起こります。
この事を知らず、パーマリンクの変更をしないまま記事をアップする人が多々おられます。
パーマリンクを文字化けさせてはいけない理由
パーマリンクの文字化けは、ユーザーからみても、SEOの観点からみても良くないと言えるでしょう。
物理的にも、他者に指定する記事のURLを伝えたい時に、PCならなんとか伝わりますが、紙に印刷するとなった時は、長い意味不明の文字列のURLになりますので、見た目も悪く、非常に使い勝手が悪いです。
他にも、「このページだけ閲覧許可する」みたいな細かい記事設定を行っていく際は、日本語URLは非常に扱いづらいものになり、最悪正常に動作しない可能性があります。
ポイント
WordPressのパーマリンク設定で、「id」や「数字ベース」の自動設定をされている場合は、そのままのURLで問題ありません。
しかしその場合、URLを見ただけで記事の内容が把握できないので、パーマリンクは手動で設定する事をおすすめ致します。
文字化けの原因はエンコード
なぜ、このような文字化け現象になるかというと、元来コンピューターというものは、日本語を扱う事ができません。
日本語で表示されているのは、あくまでコンピュータ上で変換(エンコード)され見えているだけです。
ですので、日本語などの文字はエンコードされ、例えば「あ」なら「%E3%81%82」という形で表記されてしまうわけです。
まとめ
ホームページ制作において、URL(パーマリンク)を設定する際は、必ず英語にしておくという事を覚えておきましょう。
また、文字エンコードの問題に関しては、URLだけではなく、何かファイルを扱う際、例えば画像ファイルなどでも同様に影響しますので、全てのファイル・データにおいて、基本的には英語で管理するという事を覚えておきましょう。