2022年4月27日に一部プランの値段改定がありましたので、そちらの方を反映させました。
グラフィックデザイナー、ウェブデザイナー、動画クリエイター問わず、とにかくクリエイターと言われる人に必須となるのがPhotoshopとIllustratorです。この2つがないと何も始まりません。
そのPhotoshop、Illustratorを利用するためには、Adobe Creative Cloudのサービスを契約する必要があります。購入方法として様々なプランがありますので、使用目的、お支払いのペースなどからプラン内容を検討したお得なプランをおすすめしていきたいと思います。
商品購入後のプラン変更も可能で、14日以内の解約に関してはクーリングオフとして全額返金対象となりますが、手間ですので、使用目的を明確に定めた上で購入する方が良いでしょう。ここでは「クリエイターが購入する」という前提で、PhotoshopとIllustratorの購入を検討していきたいと思います。
Photoshopも使える単体プラン最安値のフォトプラン
フォトプランを導入をされる場合は、上記理由でこちらからの購入ページへの移動を推奨します。リンク遷移後の「購入する」からお進みください
Photoshopの購入プランは3つ
まず、Photoshopの購入プランは以下の3つになります。
- Creative Cloudコンプリートプラン
- 単体プラン
- フォトプラン
Creative Cloudコンプリートプランについて
コンプリートプランは、「これさえ購入しておけば困らない」というAdobe Creative Cloudの最上位の仕様になっており、Photoshop、Illustratorはもちろん、動画編集のできるPremiere Proやウェブ作成に役立つDreamweaverなど、他にも魅力的なたくさんのソフトが利用できるようになります。
コンプリートプランのソフト
・Photoshop ・Illustrator ・Premiere Pro ・Acrobat Pro(単体プラン) ・InDesign ・After Effects ・Lightroom ・Adobe XD ・Animate ・Lightroom Classic ・Dreamweaver ・Dimension ・Audition ・InCopy ・Character Animator ・Capture ・Adobe Fresco ・Bridge ・Adobe Express ・Premiere Rush ・Photoshop Express ・Media Encoder ・Aero ・Adobe Scan ・Fill & Sign ・Acrobat Reader
コンプリートプランの価格
税込価格 | 年間プラン(一括払い) | 年間プラン(月々払い) | 月々プラン |
---|---|---|---|
月の支払い | 6,028円 | 6,480円 | 10,280円 |
ストレージ | 100GB |
ストレージについて
Adobe Creative Cloudのサービスには、共同で作業しやすくできたり、外出先でもデータにアクセスできるストレージ(データ保存場所)をクラウドで利用できるサービスを行っています。
独り言
デザイン制作での従来のデータ管理方法は、自分のPCに全て保存していくのが通常です。ですので、このストレージサービスに関しては、なくても従来通りに自分のPCに保存していけばなんの不便もない機能です。スマホの通信容量や、PCの容量などとは全く需要性が異なりますのでご注意ください。筆者はこのストレージサービスにメリットをまだ感じられませんので、購入プランの検討対象からは外させていただきます。
Photoshop(単体プラン)について
単体プランではPhotoshopのみ利用できます。
Photoshop(単体プラン)の価格
税込価格 | 年間プラン(一括払い) | 年間プラン(月々払い) | 月々プラン |
---|---|---|---|
月の支払い | 2,398円 | 2,728円 | 3,828円 |
ストレージ | 100GB |
フォトプランについて
フォトプランはPhotoshop、Lightroom、Lightroom Classicの3つのソフトが利用できるプランになります。ストレージは20GBと1TBで選ぶことができますが、今回は20GBで検証していきます。
税込価格/20GB | 年間プラン(一括払い) | 年間プラン(月々払い) |
---|---|---|
月の支払い | 1,078円 | |
ストレージ | 20GB |
Photoshopの性能は単体プランと全く同じですが、ストレージ容量が20GBで単体プランよりも80GB少なくなり、「月々プラン」というのもありません。
Lightroom Classicでテザー撮影も可能!
フォトプランに搭載されている「Lightroom Classic」を利用すればテザー撮影という、撮った写真をそのままPCでプレビューできる方法を行う事もできます。かなり役立ちますので、こちらもおすすめです。
テザー撮影は「Lightroom Classic」のみで、「Lightroom」では使用できません。
フォトプランの重大かつ大きな疑問
ここで重大な話ですが、Photoshopを使用するのが目的であれば、Photoshopしか使えない単体プランより、Photoshop、Lightroom、Lightroom Classicが使用できるフォトプランの方が使えるソフトが多いだけでなく値段も安くなります。ですので、Photoshopのみの使用を検討する場合は、フォトプラン一択になりますね。
Photoshopも使える単体プラン最安値のフォトプラン
フォトプランを導入をされる場合は、上記理由でこちらからの購入ページへの移動を推奨します。リンク遷移後の「購入する」からお進みください
独り言
なぜ、写真関係だけそのような優遇システムになっているのか全くわかりません。余程Photoshopの需要層を取り入れたいという気持ちがあるのでしょうか?そんな事ならPhotoshop+Illustratorで月1,800円くらいのプランを作ってくれればいいのにって思います。
Illustratorの購入プランは2つ
Illustratorの購入プランは以下の2つになります。
- コンプリートプラン
- 単体プラン
Illustrator(単体プラン)について
単体プランではIllustratorのみ利用できます。
Illustrator(単体プラン)の価格
税込価格 | 年間プラン(一括払い) | 年間プラン(月々払い) | 月々プラン |
---|---|---|---|
月の支払い | 2,398円 | 2,728円 | 3,828円 |
ストレージ | 100GB |
ここまでのまとめ
PhotoshopとIllustratorのみを使いたい場合のおすすめ購入方法は何かというと、ストレージ容量を無視した上なら、Illustratorの単体プランとPhotoshopを目的としたフォトプランの購入をするのがおすすめだと思います。ちなみに、違うプランを同時に2つ購入することは可能です。
料金に関して、支払いペースどれが得?
Adobe Creative Cloudの料金支払いペースに関しては、「年間プラン(一括払い)」「年間プラン(月々払い)」「月々プラン」の3種類があります。
年間プラン(月々払い)違約金
「年間プラン・月々払い」で途中解約すると、違約金が発生して全額お支払いするのが一般的だと思いますが、なぜか年間プランにもかかわらず月々払いで途中解約した場合は、残額の50%の一括支払い請求というとても寛大な対応となっております。
フォトプランに関してのお得な支払いペース
フォトプランに関しては、既にお買い得すぎるプラン内容になっている代わりに、支払いプランは「年間プランのみ」になります。ですので、一括払いにするか月々払いにするかの違いになるのですが、違約金が残額の50%の一括支払い請求という対応になっている事を考えると、月々払いの方が圧倒的に有利と言えるでしょう。
ただし冒頭でも伝えていますように、2022年4月にあったように、タイミングによっては値上げ措置などがとれられる可能性はあります。その場合は年間一括にしていない限り実質損をする可能性はありますが、不確定要素になりますので今回はその点は考慮せずに検討していきますので、そのような場合もあるという事は頭にいれておきましょう。
Illustrator(単体プラン)に関してのお得な支払いペース
Illustratorに関してですが、こちらは「年間プラン(一括払い)」「年間プラン(月々払い)」「月々プラン」の3種類になります。さらに年間プランの中でも、「月々払い」ですと月/2,728円、「一括払い」で月/2,398円になり、「一括払い」の方が月に支払う料金は安くなります。
しかし、「年間プランの(一括払い)」の方が安いにも関わらず、何故か途中解約の場合は残額の50%の一括支払い請求というとても寛大な対応となっておりますのでこちらのほうが得のような気がしますが、詳しく数字を分析するとキャンセルのタイミング次第で少し検討する余地がある事がわかります。
年間プランで「一括払い」と「月々払い」の比較
年間プランで一括払いと月々払いの比較をしていきます。以下がまとめた表になります。
キャンセルタイミング | 年間プラン(一括払い) | 年間プラン(月々払い) |
---|---|---|
1ヶ月目 | × | 得 |
10ヶ月目 | 得 | × |
1年1ヶ月目 | × | 得 |
1年7ヶ月目 | 得 | × |
4年以上 | × | 得 |
これから出す数字は、キャンセルのタイミング次第で一月分の処理をどうなるかわかりませんので、前後1ヶ月の計算違いが発生している可能性がありますので、その点ご了承下さい。
1ヶ月目にキャンセルした場合
「一括払い」なら、必要金額は28,776円となります。「月々払い」の場合は、2,728円(1ヶ月)+残額(11ヶ月分×2,728円)の50%で17,732円となり11,044円「月々払い」の方が得になる事になります。
10ヶ月目にキャンセルした場合
しかし、10ヶ月目になると、「一括払い」なら必要金額は28,776円のままですが、「月々払い」の場合は、27,280円(10ヶ月×2,728円)+残額(2ヶ月×2,728円)の50%で30,008円となり1,232円「一括払い」の方が得になる事になります。
ただ、このままずっと「一括払い」が得になるかと言うとそうでもなく、年間プランですので1年経つと違約の際の残金計算はリセットされます。
1年1ヶ月目にキャンセルした場合
「一括払い」なら必要金額は57,552円となります。「月々払い」の場合は、32,736円(1年目分)+2,728円(1ヶ月)+残額(11ヶ月×2,728円)50%で50,468円となり、7,084円「月々払い」の方が得になる事になります。
1年7ヶ月目にキャンセルした場合
そして同様に計算していくと、1年目は10ヶ月目で逆転が起こりましたが、2年目になると7ヶ月目で逆転が起こります。
「一括払い」なら必要金額は57,552円のままですが、月々払いの場合は、32,736円(1年目分)+19,096円(7ヶ月)+残額(5ヶ月×2,728円)の50%で58,652円となり、1,100円「一括払い」の方が得になる事になります。
支払いペースまとめ
このように年月が経っていくと、「一括払い」が得するタイミングがどんどん増えてくるようになり、いずれどのタイミングでやめても「一括払い」が得するようになります。ただ、辞めるタイミングがわかっている人は選びやすいですが、わからない人の方が断然多いと思います。
私が出した計算式によると、3年以内に辞めた場合、得になるタイミングはどちらを選んでも18ヶ月ずつでしたので、3年以内という括りだけで考えるとどちらを選んでもいいかなと思います。
ただ、3年あれば人生も社会も結構変わりますので、この目安を大きな指針とした時、一括払いというのは経済的にもなかなかの負担になりますので、年間プランの「月々払い」の方がいいのかなと思ったりします。ただし、言ってますように、今回のように値上げなどが実施されるとこの計算はなりたちませんのでその点気をつけましょう。
「年間プラン・月々払い」と「月々プラン」の比較
同様に「年間プラン・月々払い」と「月々プラン」を比較してみたところ、1年目では6ヶ月目から、2年目からは2ヶ月目から「年間プラン・月々払い」の方が得になる算段になりました。こちらに関しては差額が1,100円と大きくあったので顕著に差が出ました。
キャンセルタイミング | 年間プラン・月々払い | 月々プラン |
---|---|---|
1ヶ月目 | × | 得 |
6ヶ月目 | 得 | × |
1年1ヶ月目 | × | 得 |
1年2ヶ月目 | 得 | × |
ポイント
初心者やお試し者で、半年以上続けれるか不安の方は「月々プラン」の方がいいかもしれませんが、半年以上使う自信があるのであれば、「年間プラン」月々払い」がいいのかと思います。
コンプリートプランを選択するべき人
次に、adobe製品は優秀ですので、PhotoshopとIllustrator以外のソフトも使いたいと思っている場合も考えていきます。
Dreamweaverでウェブ制作をしたいと思っている方
Dreamweaverでウェブ制作をしたいと思っている方は、Illustrator(単体プラン)月額/2,728円、Dreamweaver(単体プラン)月額/2,728円、Photoshop(フォトプラン)月額/1,078円 の合計月額6,534円になりますので、そうなるのであれば、月額/6,480円のDreamweaver以外も使えるコンプリートプランを選択する方が圧倒的に得でしょう。
合わせて動画編集をされたいと思っている方
合わせて動画編集をされたいと思っているのであれば、Premiere Pro(単体プラン)月額/2,728円というのがありますが、こちらも上記同様にコスト高になりますので、After Effectsなどのソフトも使用できるコンプリートプランを選択する方がいいでしょう。
注意
もちろん、PhotoshopとIllustratorに加えて、ウェブ制作、動画編集の両方をされるのであれば問答無用でコンプリートプランを選択するべきだと思いますが、ウェブに関してはDreamweaverがなくても制作はできるし(むしろ使わない方がスタンダードなのでは?)、動画編集ソフトは別で既に購入済みなのであればコンプリートプランの購入はしなくて良いかと思います。
他にも、書籍作成にInDesignやサイト設計にAdobe XDなどが必要な場合などもコンプリートプランを選択していけば良いかと思います。
PhotoshopとIllustratorの導入方法
「Photoshop・フォトプラン」と「Illustrator・単体プラン」を「個人」で購入し、MACにインストールする方法を説明していきます。各ソフト購入前には、必ず自分のPCのスペックで各ソフトが動作するか動作環境の確認は必ずしておきましょう。
導入方法は、動画バージョンでも解説しておりますので、動画で確認されたい方は以下のリンクより閲覧下さい。動画参考元ページ
Photoshop(フォトプラン)の購入方法
上記でも説明してきましたが、Photoshop単体プランより安いフォトプランを購入すると、なぜかPhotoshopも安く使えてしまうので、Photoshopを使用する為にフォトプランの購入をする事にします。
フォトプランを購入したからといって、Photoshopの性能が劣化したり、何か制限がかかったりする事はありませんのでご安心ください。
購入の為、フォトプラン購入ページへいきましょう。
Photoshopも使える単体プラン最安値のフォトプラン
フォトプランを導入をされる場合は、上記理由でこちらからの購入ページへの移動を推奨します。リンク遷移後の「購入する」からお進みください
リンク遷移から「購入する」を押して進みます。
遷移画面から、少しスクロールすると最安値のフォトプランが出てきます。右上の1TBのプランは最安値ではありませんよ!「購入する」を押しましょう。
電子メールの設定がありますので、使用していきたいメールアドレスを登録していきましょう。
こちらでプランを始めて選択する事になるので、事前に決めておくとスムーズです。フォトプランに関しては契約内容は年間プランしかありませんので、一括払いか月々払いの選択になります。私的には「月々払い」の方が得だと判断しています。
お支払いの登録画面になります。クレジットカードの登録をして、必要事項を埋めていきましょう。
最後の「注文する」を押せば、次の画面が出てきて、Adobe IDのパスワード登録画面になりますので、設定していきましょう。
Adobe IDの登録が完了すると、Lightroomのインストール誘導画面が出てきますので、従ってインストールしていきましょう。
以下の画面が出てきたら、Lightroomのインストールは完了です。Lightroomを使う事はこのあとありませんので、適当に閉じておきましょう。
注意ポイント
Lightroomのダウンロードがメインになっており、Photoshopのダウンロードがないと思われるかも知れませんが、Photoshopは後からインストールできますので安心してください。
Lightroomのインストールが完了しましたら、Adobe Creative Cloud(アドビ製品の管理画面アプリ)も動くようになっていると思いますので、そこからPhotoshopのインストールをしていきましょう。
導入手順に従って進めていきましょう。以下の画面までくれば、正常にインストールできていると思いますので、Photoshopを使用する事ができます。
Photoshopの最初のガイダンスなどは飛ばしても、何の支障もありません。
Photoshopの実践的な利用方法は、以下の記事からご確認ください。
Photoshopで、デザイン制作を始める前に確認しておきたいおすすめ設定[初心者講座]
続きを見る
Illustrator(単体プラン)の購入方法
フォトプランの導入が終わりましたら、続いてIllustratorの購入を行っていきましょう。
Illustratorの導入は「単体プラン」か「コンプリートプラン」の購入になりますが、今回は「単体プラン」の購入にて導入していきます。
上記リンクの遷移画面から、少しスクロールするとIllustratorが出てきます。「購入する」を押しましょう。
先ほどフォトプランを購入した同じPCにインストールしていく場合は、メールアドレスを入力すると簡単に前回情報が反映されますので、先ほどより購入続きが早く進みます。
プランはこちらで選択できますので、事前に決めておくとスムーズです。私の場合は「年間プランの月々払い」で購入しました。
購入手続きが終わりましたら、Adobe Creative Cloud(アプリ)からIllustratorをダウンロードできるようになっているので、Photoshopと同様に、そこからダウンロードしてインストールしていけばOKです。
「ここからダウンロードしてください」というアナウンスは出ませんのでご注意ください。
以下の画面までくれば、正常にインストールできていると思いますので、Illustratorを使用する事ができます。
また、これからグラフィックデザインを始められる方やインストールしてみたけれどもなかなか使いこなせないという方は、当サイトが運営しております無料の「グラフィックデザイナー育成講座」を利用していただくのが大変おすすめですので、ソフトの導入と合わせて利用してみましょう!
Adobe問い合わせ先
Adobe Creative Cloudは有料サービスなので、契約したのにうまくインストールできなかった場合などは、すごく不安になりますよね。しかし、Adobe Creative Cloudにはしっかりとサポート対応がありますので、有人で電話対応をしてくれます。困った時はそちらに頼るようにしましょう。
Adobe 問い合わせ電話番号
購入前相談・見積り・購入のサポート: 0120-921-104
まとめ
いかがでしたでしょうか。どんなクリエイターにも必須だと思われる制作ツールはPhotoshopとIllustratorになります。最安値でお得なプランは、Photoshop(フォトプラン)で月額1,078円とIllustrator(単体プラン)2,728円の組み合わせになります。
お支払い方法に関しては、年間プランにもかかわらず、何故か月々払いで途中解約の場合は残額の50%の一括支払い請求というとても寛大な対応となっておりますので、フォトプランでは年間プランの月々払い、Illustrator(単体プラン)では初心者やお試し者で半年以内に辞めそうなどの不安がないのであれば、年間プランの月々払いが良いかと思います。
ただし、人によっては動画編集にPremiere Pro、After Effects、ウェブ制作にDreamweaver、書籍作りにInDesignを利用されたいと思っている方もいるかもしれません。そんな方の場合は、コンプリートプランを選ぶのもいいかと思います。
支払いに関しても、月々プランと年間プランでは差額が大きいので、年間プランの月々払いがいいのではないかと思います。
Photoshopも使える単体プラン最安値のフォトプラン
フォトプランを導入をされる場合は、上記理由でこちらからの購入ページへの移動を推奨します。リンク遷移後の「購入する」からお進みください