サイト運営のSEO対策をしていくには、上位表示を狙いたいターゲットキーワードを選定する必要があります。ただ、闇雲になんとなくで単語をチョイスするなんてことは絶対にやめましょう。データに関しては、数字の実績を参考にいろんなことを考えながら決めていくのがベストです。
そんな時に役立つのがGoogleのキーワードプランナーです。キーワードプランナーでは、どんな単語が世の中で検索されているのかの検索ボリュームを調べる事ができます。
世の中に需要のない言葉で作られたサイトは、魚のいない水の中に釣り糸を垂らしているようなものです。狙うのであればより多く魚のいる水の中を狙うべきでしょう。そんなキーワードプランナーの利用方法を紹介していきたいと思います。
キーワードプランナーとは?
キーワードプランナーとは、Googleが提供している検索ワードのボリューム確認ツールです。サイトの方向性やターゲットキーワードを選別するのによく使われます。
GoogleAdWordsというGoogleの広告プランの便利ツールとして用意されていますので、基本的にはGoogle広告を出している方に向けて用意されていますが、Google広告を出していなくても、制限の中で、無料で利用する事ができます。ですので、キーワードプランナーを利用するためには、一度GoogleAdWordsに登録しておかなければなりません。
GoogleAdWordsとは?
GoogleAdWordsとは、Google広告へ出店するプラットフォームです。Google広告とは、広告収入で有名なGoogleAdSense(YouTubeや一部のサイト広告)の事で、需要のある(過去に検索した履歴のある)ターゲットに向けて限定的に打たれる広告になります。
GoogleAdWordsの登録
それでは、キーワードプランナーを利用するために、GoogleAdWordsの登録をしていきましょう。GoogleAdWordsの公式ページへいきましょう。ログイン画面が出てきますので、Googleアカウントでログインしましょう。
ポイント
こちらはGoogleアカウントのログインになりますので、既存のものがあればそれを利用すれば問題ありません。アカウントを持っていない方は、以下のページを参考にアカウントの作成を行いましょう。
Gmail・グーグルアカウントを携帯電話番号を登録しないで作成する方法
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「今すぐ開始」を押しましょう。
中央右の「エキスパート モードに切り替える」を押しましょう。
「キャンペーンなしでアカウントを作成」を押しましょう。
「ビジネス情報の確認」ですが、特に変更する必要はないのでそのまま「送信」を押しましょう。
これでアカウント登録完了です。「アカウントを確認」を押しましょう。
画像が撮れなかった(画面を戻せなくなりました)のですが、右上に「設定(たぶん)」を押したら「エキスパート モードに切り替える(たぶん)」ボタンがありますので、押しましょう。
画面が切り替わったら、再度右上の「ツールと設定」→「プランニング」の中に「キーワードプランナー」がありますので押しましょう。
この画面からキーワードを検索する事が可能です。左上の「新しいキーワードを見つける」を押しましょう。
ここで気になっているワードを入れていきます。とりあえず「独学」と入れてみます。
そしたら、以下のように独学に関連した検索ボリュームが出てきます。
検索ボリュームから判断する事
上位で「独学 英語」「英語 独学」というのがあります。対して、「アラビア語 独学」では0ではありませんが、10/1の検索ボリュームになります。ですので、「語学の独学の記事を書こうと検討しているけど、何語にしようかな?」と迷っているのならば、「英語」をターゲットにするのと「アラビア語」をターゲットにするのでは、需要量が最初から10/1ほど差があるということになります。ですので、単純にページビュー数だけを求めるのであれば、アラビア語を軸に記事を書くというのはミス判断になります。しかし、何を目標にしてサイト運用をするのかにもより、その選定判断は変わってくると思いますので、検索ボリュームの結果はあくまで目安であるということは忘れないでおきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
世の中に需要のある検索ワードのボリュームを調べるためにはGoogle AdWordsの中にあるキーワードプランナーを利用するのがおすすめです。
キーワードプランナーを使うには、まずGoogleAdWordsでの登録が必要ですので、さくっと済ませましょう。
あとはキーワードプランナーに気になる単語を入れて、世の中の検索需要をチェックし、サイトの方向性や、記事タイトルなどの工夫をしていくと効果が期待できるかと思います。
しかし、検索ボリュームだけでは判断できない事もあります。例えば10,000人来店があっても1人しか物を買わない店と、100人しか来店がないけど50人が物を買っていく店、どちらが良いでしょうか?要は、どこに目標を置いているかでターゲットワードは変わります。そういった事も含めてキーワードプランナーでの検索ボリュームは、あくまで考察材料の一つであるという事だけ理解しておきましょう。